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これが僕のゲイの生き方

自分らしいゲイの生き方とは

台北のゲイ事情について、良いこととそうではないこと

どうも!chuckです。

 

 

台北(台湾)で1ヶ月ほど過ごしてみました。

どこに観光に行ったのかとか、何が楽しかったのかについては、「表のブログ」をご覧くださればと思います。

 

www.after-free.com

 

この記事では、1人のゲイとして台北を過ごしてみた感想を書いてみます。

 

 

「台湾 ゲイ」の評判

 

「台湾 ゲイ」で検索してみると、LGBT系のメディアが多数ヒットします。主に台湾の観光スポットについて。

 

life.letibee.com

 

西門町の観光ガイド的な記事ですね。

西門町には10日ほど滞在しました。記事の通り、楽しい街でしたね。

 

gayasiahatten.com

 

なるほどなるほど。旅行者向けの記事ですね。

 

これらの記事は軒並み、台湾の良いところを上手く伝えていると思います。

僕自身、日本にいた頃から台湾の好評を聞いていました。外国人の集まるLGBT系のミートアップに参加してみると、「台湾は同性婚に前向きな感じでいいよね〜」のような話が出ます。その場に台湾人がいないにも関わらず。

 

↓以前別のブログで書いた記事になります。

 

chuck0523.hatenadiary.jp

 

では、実際に20日ほど滞在してみてどうだったのか。良い点と、そうではない(と個人的に思った)点について書いてみます。

 

※ちなみに、↑の記事でも書いたとおり、僕には台湾人のゲイの友人がいます。彼とは台北の滞在中に4回も遊んでもらってしまいました。この記事には僕の主観的な感想と、彼から聞いた客観的な意見の両方を含みます。

 

東京に比べて好みが狭い

現地に着いて間もなく、ゲイアプリを開いてみました。すると表示された検索結果一覧に違和感が…。

圧倒的に「熊系」が多い。

 

熊系 - Wikipedia

 

wikipediaに(ゲイ的な意味での)熊系のページがあることに驚き。

 

日本に比べて、短髪で薄着でぽっちゃりのゲイが多い…。あと、たまに髭。

そしてプロフィールを見てみると、「bear only」みたいな文言も。熊系が好きな熊系…熊専熊?

 

友人に話してみると、「ああ、台北では熊系がモテるよ~」と。なるほど…。

僕は熊系ではないので、東京にいた頃に比べると、圧倒的にアプリでの反応が減ってしまいました。

 

東京に比べてジムアピールが多い

またまたアプリでのプロフィールの話なのですが、上裸画像を載せている人が多い印象ですね。東京に比べて。

そしてお決まりの「同じように鍛えている募集」的なプロフィール。

 

ジムに通うことは素晴らしいし、モテるための努力はしたい人はすればいいと僕は考えています。

ただ、ゲイの世界には「ゲイなら鍛えなきゃね!鍛えている男は魅力的だよね!」みたいな風潮があると感じていて、それは本当に苦手だと思っているので、アプリの検索結果には「ちょっと嫌だなあ」と思ってしまいました…。

 

場所無しさんが多い

これには大変ビックリしました。台北近辺のゲイの場所無しの多さ…。

実家暮らし等、誰かと暮らしている人が東京よりも多いですね。どうやら彼らにとっては台北の家賃は高いみたいですね。

 

なので、珍しくアプリでメッセージを貰うとこんなやりとりが。

 

「Where are you?(どこにいるの?)」

 

おっ、珍しくメッセージが!

 

「Hi! Near Taipei main station(台北駅の周辺にいるよ)」

 

「Alone?(1人?)」

 

「Yes(うん)」

 

「Can I go there from now?(これからそっちに行っていい?)」

 

「Sorry. I'm staying at dormitory at hostel(ごめん、ホステルのドミトリーにいるんだ)」

 

そう、僕は長期滞在なので、基本的には安めのドミトリーにステイしていました。ドミトリーはこんな感じですね。

 

f:id:chuck0523:20170201194535j:plain

 

圧倒的場所無し…。すると、相手からリプライが。

 

「Oh...okay(ああ、うん、分かった…)」

 

人にもよるんですが、そこでメッセージが終わってしまう人もいれば、その後に親切にレクチャーしてくれる人も。

「1人用のホテルを予約してみたら?」

「台北のゲイは場所なしが多いんだよ〜」

「場所ありになったらまた連絡してね!」

うーむ…。

 

僕が東京にいた頃は、一人暮らしのメリットを活かして、外国人観光客をしばしば「おもてなし」していたというのに…。台北ではそのリターンは得られませんでした…。

友人曰く、「台北の若いゲイは自分のことをプリンセス(姫)だと思ってるからねw」と。言い得て妙だ。当然のようにこちらが場所アリであることを期待してくる…。でも、うん、可愛い男の子は多い。

 

普通に手を繋いでいるゲイカップルが

ここで初めて良いことを書くんですが、西門町にステイしていた頃、手を繋いでいる男性2人組を見かけました。3度ほど見かけたかな。

すごい…。ゲイカップルが手を繋いで町を歩いている。最初「僕にしか見えてないのかな?」と思ってしまったほど笑 本当に自然。周りの人は特に何か言うこと無く。

 

LGBTにとって大切なことって、世の中の空気感だと思っているのですが、ここ台北では良い空気感が出来上がっているんですね。

 

LGBTミートアップには常連が多い

せっかく台北に来たのだから、LGBTミートアップに参加してみました。

 

www.meetup.com

 

このグループの「カフェでお話しましょう」的なイベントに参加してきました。毎週火曜の夜に開催されているようです。(2017年1月時点)

僕が参加したときは、台湾人と外国人は半々って感じだったかな。全員で25人くらい?日本人は僕1人。会話は英語と中国語が7:3って感じかなあ。英語がそこそこできれば問題なく楽しめると思います。

 

良いなあと思ったのが、運営が安定しているところですね。オープンマインドな常連さんが多くて、良いコミニュティだなと思いました。

このグループはLINEグループがあるのですが、そこに参加させてもらいました。おかげで今でも彼らの会話を読むことができて、参加してみて良かったなあという気持ちです。

 

家族の圧力に屈するゲイたち

台湾では、1月の末に年越しがあります。lunar calendar(月歴?)で言うところの新年です。

台北のゲイは全てが台北出身というわけではなく、台中や台南や高雄のような地方からやってきたゲイもたくさんいます。

台湾の人々曰く「台南や高雄は、台湾の京都や大阪みたいなもんだよ」とのこと。かつて、台湾の首都は台南でした。なので昔からの伝統があり、歴史的な建造物も多い。まさに京都っぽいですね。

そして何より、台北に比べて人々が保守的であると。つまり、台北ほどゲイに”オーケイ”な雰囲気ではない。

 

LINEグループではそれを象徴する画像が回ってきました。

 

f:id:chuck0523:20170203214106j:plain

 

本当は彼氏と新年を過ごしたいのに、実家へと帰省してしまうゲイカップルの画像ですね。そして家族からは「彼女はいるの?」「いつ結婚するの?」というお決まりの質問が。

 

僕はてっきり台湾のゲイは家族の中でもオープンなんだと思っていました。あるいは職場でも。でも、実際には違うようですね。本当のことを言えない苦しさを抱えているゲイは台湾にもいました。

LINEグループでも、「帰りたくないよ―」「台北でみんなと過ごしたいよ」というコメントが。

 

友人に聞いてみたところ「親のプレッシャーには逆らえない」のだと。僕は「日本に比べたら国土が小さいから、逃げ場がない感じがあるのかな?」と聞いてみたら、「それもある」と。ただ、漠然としたプレッシャーが存在するようです。

 

まとめ

台湾のゲイ事情について調べてみると、当然のように「ハッテンサウナで楽しもう!」みたいな記事が出てきます。

日本にいた時、僕ら世代(20代)にとってはハッテン場って決してメインストリームではないよなあと思っていました。それは一部の人や、ちょっと上の世代の人が行くもの、といったイメージ。

でも、実際に台北に来てみて、そういう遊び方が手軽で確実なんだよな〜と思ってしまいました。モテ系のゲイがお金を使って楽しむという遊び方は正解で王道なんだと思います。そういう人は文句なしに台北を楽しめるんだろうなと思います。

ただ、あまり鍛えていないようなゲイが場所なしの貧乏旅行をするならちょっと難しいのかなと思ってしまいました。正直なことを言うと。

 

一方で、英語を話すことに躊躇がなく、新しいコミュニティに飛び込む行動力があるなら、普通の旅行では体験できないような深い交流ができたり、発見があるのかも…とも思いました。

 

そんなわけで、かなり主観を含めてしまいましたが、「台北のゲイ事情について、良いこととそうではないこと」について書いてみました。

皆さまが実りある台北生活を送ることができますように。

 

chuck

 

twitter.com