読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

これが僕のゲイの生き方

自分らしいゲイの生き方とは

親に甘えたり喧嘩をしたことが無いまま、大人になってしまったゲイ

どうも!chuckです。

 

 

10代をどう過ごすかは個人のパーソナリティの形成にとって非常に大切なポイントです。

それと同じくらい大切なのが、親に甘えておくこと。そして喧嘩しておくこと。というより甘え方を学んだり、直球な想いをぶつけてみることで、親と健全な関係を築くことと言った方が正しいかもしれません。

 

25歳になった僕が10代を振り返ってみて、「もっと家族との過ごし方を工夫しておけばよかったなあ」と思うのでこの記事を書きます。

 

 

僕個人について

まず僕の状況を書いておくと、僕は現在25歳。もう10代なんて5年も前のことなんですね…笑

そして親は僕がゲイであるということを知っています。直接的なカミングアウトではなく、個人的なブログを親が見てしまったのがキッカケです。

 

chuck0523.hatenadiary.jp

 

両親からは「ブログを見たよ。お前が元気でいてくれたら、それでいいから」と言われました。この人たちは、僕よりもよっぽど強くて、そして僕はこの人たちの息子で本当に良かったなと思いました。

 

なので、現在の親との関係は良好だと思います。

 

でも10代の頃は…?

「でも、ちょっと前までこんなに仲良かったっけ?」

「思えば、10代の自分は、家族に上手く馴染んでなかったよなあ」

そんな風にふと思い出します。

 

あの頃の僕は家族との仲が良くなかった、というより一方的に距離を取ってしまってしました。

 

距離をとっていた理由

両親と距離を取っていた理由、それはまぎれもなくゲイだとバレてしまうのが怖いから。

「彼女いるの?」「どんな女の子が好きなの?」

まあ、聞かれますよね。僕はウソがつくのが苦手なタイプなので、適当にごまかすことができずに苦しい思いをしていた気がします。

 

親と距離ができる弊害

大学入学後、事件が起こってしまいます。

僕はSNS経由で知り合った見ず知らずの人に、お金を騙し取られてしまいました。おかげで学生借金を負って、返済に3年もかかってしまいました…。

もし親と健全な関係を築けていたら、「これは何かおかしいな?」と思った瞬間に相談できたかもしれません。

もちろん、当時の自分は19歳。まったくの自己責任で自業自得です。責任転嫁をするつもりはありません。ただ、一番親身に相談できるべき相手がいなかったのは、ちょっと悲しいですね。当時の自分は孤独でした。

 

学生借金なんて極端な例ですが、親と距離ができてしまうことの弊害は色々な形で起こりうるのかなと思います。

 

案外親は気づいてないのかも

忘れられない親の言葉があります。

 

「ゲイだなんて一度も気づかなかったよ」

 

なんと。

そういうものなんですかね。

 

薄々気づいているのだとばかり思っていました。ゲイの友人と話していても「親は気づいてる気がするんだよね〜」みたいな話はよくします。

まあ、そりゃあそうか。親世代にとってみれば、ゲイなんて身近な存在ではないですよね。それはテレビや芸能界の、それも派手で賑やかな人たち、という印象があるのかもしれません。まさか自分の息子がそうだなんて…。

 

親の孤独

最近になって両親も苦しかったのかなと思うようになりました。

息子に壁を作られている気がするけど、その理由が分からない。でも、切り込んで良いのかどうかもわからない。

僕はまだ子どもがいないし、子育ての経験も無いけど、自分の子どもときちんとした関係が築けるかと問われたら、正直自信は無いです。

きっと僕の親はベストを尽くしたんだ。そんな風に今では思います。そしてその上で孤独だったのだと。

 

誰の責任でもないのに、両者が損をしている

ゲイであることをカミングアウトできなかったことは、僕に両親の間に大きな空白期間を作ってしまいました。

一度知ってしまえばガラリと変わるのに、そのピークを超えることができない。誰の責任でも無いのに、それは両者にとってすごく損だったなと今にして思います。

10代の頃にしかできない事ってあると思うんですよね。ボク個人は、好きな男の子のことを相談できたら楽しかっただろうなあと思います。あるいは、大学進学に際して、LGBTにフレンドリーな風紀・コミュニティがある大学に行きたい、ときちんと説明できたら良かったなとも思います。

 

世の中には親と疎遠になったり、断絶してしまったゲイが少なからずいます。理由は様々ですが、根本のところにゲイであることに由来する距離感があるとしたら、それは悲しいことだし、うまく解決できたら良かったのにと思わざるを得ません。

あるいは、親とのぎこちない関係を今でも続けているゲイもたくさんいると思われます。なんだかなあと、もどかしい気持ちになります。

 

というわけで、親に甘えたり喧嘩をしたことが無いまま、大人になってしまったゲイである僕は、時々しんみりしていまうわけです。

少しでも多くの方がこの記事を読んで、健全な家族関係の助けになればと願います。

 

chuck

twitter.com